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2019年 第42回鳥人間コンテスト出場チーム

『守口門真YEG×摂南大学』の機体、『さやけき☆未来号』

の、フレーム加工を弊社が担当させて頂きました。

 

フレームになるCFRPパイプは、専門業者様で製作して頂き、接合加工を弊社で施工。

一番、Gの掛かる部分、パイロットの上部にある部分のT字部分です。

 

このパイプ2本をT字に組み合わせます。

主翼のフレームに、胴体フレームを合わす感じで削ります。

ここで1ミリでもずれると、機体自体が歪みます。

色々と端折ってますが、CFRP張込作業です。

摂南大学の学生も一緒に作業をしております。

張込後、真空にするのですが、専用設備がありませんので、とある方法を使い真空に。

その後、弊社の塗装ブースで、強制乾燥。

その後、近赤外線で表面温度を管理しながら強制乾燥。

乾燥後です。

接合部分には、計算上フライト時に約120キロの力がかかります。

150キロ以上の強度試験を行いましたが、「ミシッ!」とも鳴りません。

コックピットの組み込み。

機体全貌です。

(テストフライト時)

自動車の修理技術の応用で、飛行機製作に生かすことが出来、新たな発見や方法を見つけることができました。

貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

本番は、非常に残念な結果に終わりましたが、初挑戦で初出場は立派な結果であったと思います。

弊社は地元経済団体である、『守口門真商工会議所 青年部』の加入団体であり、『摂南大学 航空研究部』は、来年以降も挑戦するとのことで、弊社は応援し続けます。